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Interview

S.T.

仕事の面白さは
創意工夫と挑戦

S.T.
  • 2014年入社
  • ソリューション
    ビジネス
    グループ
  • 九州大学大学院
    工学府物質創造工学専攻卒

就職活動を振り返って

 12月頃から開始して、最初はプラントエンジニアリング業界を目指していました。大きな工場を様々な会社の人たちが一丸となり最新技術を組み合わせて作り上げるところに憧れていたからです。

 私は材料工学を専攻していましたので、他にも、材料メーカーや電子部品メーカーなど幅広く就職活動を進めていました。なかなかご縁を頂ける会社に巡り合えず、4月頃からはさらに業界を 広げて様々な会社の説明会に参加しました。

 最初はグローバルに働きたいという思いもあったのですが、その頃には福岡を拠点として働くことも視野に入れて就職活動を進めました。

 最終的に7月頃にJCAと巡り合い、もう1社からも内定を受けていましたが、人間的な成長をすることができそうだと感じJCAへの入社を決めました。

入社から現在までのキャリア

 入社して半年程、自社アプリ開発に携わり、その後は業務系のシステム開発を中心に複数のプロジェクトに関わりま した。JavaScriptやJavaを使って、WEBアプリケーションを開発することが多くありました。

 中でも私のキャリアにおいてベースとなっているのは社会インフラ企業での開発案件で、九州各地のインフラの制御 に関わるようなシステムもあります。社会的な影響度で言えば、元々の就職活動の時に憧れていたプラントエンジニアリ ング業界にも負けるとも劣らない程の仕事に携わることができ、やりがいを感じています。

学生時代と社会人の
ギャップを感じたこと

 学生時代は主に自分で考えたり考察する力を磨くことが中心だと思います。社会人になると、もちろんそうやって自分 で考えることも必要ですが、それだけでなくチームで結果を出すことが重要になります。

 入社してしばらくは、右も左も分からない状態で身動きが取れないことがよくありましたが、同じような場面で先輩社 員やコツを掴んだ同期が結果を出していく様子を見て分かったのは、一人で悩まずに周りの力をうまく利用して仕事を やり遂げていくということでした。

 ただ、それは分からないことを聞けばいいというような単純なことではないように感じられて、入社当時の私にとって はそれが社会人として仕事をこなしていけるようになる為に越えなければならない大きな壁に感じました。

学生時代と比べて価値観が
変わったと感じたこと

 学生時代には、研究者になって名を残すような発明がしたい、日本 を飛び出してグローバルに活躍したいなど、大きな夢を描いていまし た。今もその思いは変わらず抱いていますが、それ以外にも、もっと身 近なところに意識が向くようになったと感じています。

 例えば単純な繰り返し作業をいかに効率良く速く終わらせるか、 チームのメンバのパフォーマンスを最大限発揮させるにはどうすれ ば良いかなど、様々な場面で創意工夫し挑戦してみることで、自分独 自の良さを活かすことができ、日々の業務が面白くなります。

 私のように、就職活動を始めた当初に希望していた業界とは違う ところに就職することになっても、この創意工夫を楽しむということは、どのような仕事においても共通していることだと 思います。いかに大きな仕事であっても、必ずこうした小さい積み重ねが土台になっているということを、実際に社会に 出て働くことで実感するようになりました。

仕事上の失敗や苦しかったこと

 私は数々の失敗をしてきました。プログラムの不具合発生数が収束せず期限までにシステムが出来上がらなくなってしまったことや、システムのリリース当日に問題が発覚し てしまったことなど、自分の実力不足で本当に申し訳ないと思ってしまうようなことばか りでしたが、その度にチームや社員のみんなが快く助けてくれたおかげで乗り越えられて きました。そのような経験をしてきたからこそ、もう二度と同じ失敗を繰り返さないよう 事前に対策を打つことが出来るようになったと思います。

 JCAは、社員の年齢や経験に関係なく、意欲があれば将来の成長を見込んで責任のある仕事を任せてもらえる会社です。失敗をするということは苦しいことではありますが、それだけ自分の可能性に挑戦する場があるということだと思います。

グループオブザイヤー、
ベストオブザフレッシュマン等受賞の経験

 2021年、グループオブザイヤーを受賞しました。4月頃より社員3 名と協力会社1名の体制でプロジェクトに参画し、開発の工程が設計から製造、試験と進むにつれて最大で13名体制にまで膨らみ、当初予定していた7名体制を大幅に上回る規模となりました。私自身、チームをまとめるリーダーとしてプロジェクトに参画するのは初めて で、不安も大きく実際に失敗も多くあったのですが、一緒に参画した 社員や協力会社のメンバ全員で協力して試行錯誤したことで、想定 よりも難しい開発となったにも関わらず、顧客からも良きパートナーとして認めてもらえるような成果を出すことが出来ました。

 いかにメンバのパフォーマンスを発揮するかということを一番に考えて取り組んできましたので、チームとして受賞できたことが何よりも 嬉しかったです。

仕事のモチベーションと
なっていること

 私個人の価値観として、心が通じ合う瞬間というのを日頃からとても大事にしています。その瞬間があれば、どんなに 苦しい状況下にあっても乗り越えられる気がしています。その瞬間はいつもあるわけではないのですが、ふいに誰かチームのメンバから意見を言われて自分も同じようなことをちょうど考えていたりだとか、何かお願いごとをしようとしていたところで相手から先に手伝いましょうかと声を掛けられたりだとか、そうしたちょっとしたことで嬉しい気持ちになることがあります。

 様々な人と協力して仕事をしているからこそ得られるモチベーションなのではないかと思います。もしかしたら私だけ が勝手に心が通じたと思っているのかもしれません。それでもいいと思います。恋と一緒で、たとえ片思いであったとしても、きっとそれは私たちに前へ進む力を与えてくれるものだと思います。

プライベートとの両立

 私は小中高とバレーボール漬けの毎日で、大学ではやっていなかったのですが、就職してからまたバレーボール欲が復 活してきたため、近所のバレーボールクラブに参加するようになりました。地域の方々との繋がりを作ることができ、仕事以外でも人間関係を広げることができています。

 また、結婚していて子どもが二人います。家庭については妻に頼ってしまっている部分が大きく、もうすぐ妻も育休を 終えて職場に復帰する為、もう少し家庭の方も頑張っていきたいと思っています。

 仕事を蔑ろにするわけにはいきませんが、仕事で成果を出していく為には、家族や友人など様々な人の支えももちろ ん必要だと思います。今はまだ完全にプライベートとの両立が上手く出来ているとは言えないかもしれませんが、その実現に向けて取り組んでいるところです。

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