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「博多焼酎スマートナビ カイケツくん」×「博多スピリッツ」――実証実験レポート
令和7年10月31日(金)~11月1日(土)に冷泉公園で開催された「博多焼酎まつりHAKATA SPIRITS 2025」にて、博多祇園町商店会および福岡県酒造組合焼酎部会の皆様と共同で、弊社サービス「カイケツくん」を活用した実証実験を行いました。
今回の取り組みの背景や開発の様子は、以下の記事でご紹介しています。
「カイケツくん」×「博多スピリッツ」――新たな取り組みがスタート
「博多焼酎スマーナビ カイケツくん」×「博多スピリッツ」――実証実験に向けて開発中
「博多焼酎」には50年の歴史がありますが、まだ“知る人ぞ知る存在”という一面もあり、せっかくイベントに足を運んでも、「博多焼酎の存在を知らなかった」「何から飲めば良いか分からない」「選択肢が多いと迷い、会場の回り方や体験にバラつきが生じる」といった課題も。そこで今回、”まるで小料理屋の大将が勧めるように”テクノロジーで焼酎との偶然の出会いを演出し、魅力的な体験を創出することを目指しました。
当日は、来場者がスマホでQRコードを読み取り「カイケツくん」にアクセス。数問の質問に回答するだけで嗜好を把握し、一人ひとりに最適な焼酎を提案しました。焼酎が好きな方向け、初心者の方向けに提案内容が切り替わり、それぞれの嗜好に合った銘柄が複数提示されます。来場者はその提案に基づいてブースを回り、自分に合う一杯にたどり着ける仕組みです。
当日は「カイケツくん」の法被を着たメンバーが使い方等をご案内しました。
2日間で100名を超える来場者の方にご利用いただき、会場ではさまざまな声が寄せられました。
来場者の声▼
「好みの焼酎に出会うことができた。」
「何を飲んで良いか分からなかったため、推薦された焼酎を先頭から飲んでみようと思う。」
出展者の声▼
「他のイベントでも利用できそう。」
「商品が多いと迷って結局買わないお客様もいらっしゃる。このようなおすすめができるのは良い。」
今回の実証実験を通じて、来場者の飲み方や味わい、香りの好み等に関するデータが集まり、嗜好傾向の特徴が具体的に見えてきました。例えば、初心者・中級者・玄人といった経験の違いによって選ぶタイプに傾向が表れていたり、銘柄ごとに「どのような嗜好の層に刺さるのか」といったことも見えてきたりと、今後のイベント運営や商品PR、企画づくりにも生かせる可能性を感じられるものとなりました。
「カイケツくん」は、ビジネス展示会やフード・グルメイベント等の回遊型イベントにおいて、来場体験の価値を高める新たな施策としてご活用いただけます。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

