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年末年始に向けた情報セキュリティへの取り組み
弊社では、12月中旬に実施した全体ミーティングにおいて、年末年始に向けた情報セキュリティに関する注意喚起を行いました。日頃から定期的なセキュリティ教育を実施していますが、年末年始は長期休暇や忘年会等のイベントが重なり、携行品の管理状況や行動パターンが普段と異なることが多く、セキュリティリスクが高まりやすい時期でもあります。
こうした背景を踏まえ、弊社では毎年この時期に、特に注意が必要なポイントを社内で共有しています。以下に、今回改めて確認した主な内容をご紹介します。
入館証、セキュリティカードの管理について
休暇中は通勤鞄に入れて保管し、自宅の玄関や机等に放置しないこと、また不要に持ち歩かないこと。あわせて、スマートフォンに入退室用のカードを登録している場合、持ち歩く事になるため、紛失に一層注意すること。
3Cチェックの実施について
年末最終出勤日や年始初出勤日、忘年会等においても「3Cチェック」を忘れずに実施すること。弊社では、「出勤時・帰宅時・飲み会等のイベント終了時」のそれぞれのタイミングで、「入館証(セキュリティカード等を含む)、財布(交通系ICカード等も含む)、スマートフォン」を確実に所持しているかを各自で確認する「3Cチェック」を習慣づけています。
飲酒時の情報管理について
忘年会等、飲酒の機会が増える時期だからこそ、節度ある飲酒を行うとともに、親族・友人・知人であっても業務やプロジェクトに関する情報は話さないこと。何気ない会話の中に、意図せず機密情報が含まれてしまうケースもあるため、改めて意識を共有しています。
事故発生時、緊急時の連絡について
メンバーは報告先となる上長の連絡先を把握しておくこと。万が一、事故を発見、認知した場合には、昼夜を問わず、気づいた時点で速やかに連絡すること。
福岡商工会議所の会報誌「福岡商工会議所NEWS」12月号でも、年末年始等の長期休暇はセキュリティリスクが高まる時期として注意喚起が行われています。
長期休暇中はシステム管理者や担当者が不在になるため、セキュリティ対策が疎かになると、ランサムウェア攻撃などによるインシデントが発生した場合に思わぬ被害が生じたり、対応に遅れが生じたりと、休暇後の事業継続に影響が及ぶ恐れがあります。長期休暇前にしっかりとセキュリティ対策を講じることが大切です。
(福岡商工会議所NEWS12月号「年末年始に狙われるかも!ランサムウェア攻撃から大切な会社を守り、事業を継続するために」より)
また、IPA(独立行政法人情報処理機構)のサイトでも、「長期休暇における情報セキュリティ対策」について掲載されています。▼
長期休暇における情報セキュリティ対策 | 情報セキュリティ | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
年末年始は、日常とは異なる環境になるからこそ、改めて情報セキュリティへの意識を見直すことが大切な時期です。皆様もこの機会に、日頃の情報管理や対応を振り返り、安心して新年を迎えるための参考としていただければと思います。
私たちは、ITに関する素朴な疑問や悩み事をどこに相談して良いか分からない福岡の中小企業・小規模事業者様にとって、第一の相談相手になりたいと考えています。情報セキュリティに関することはもちろん、日々の業務でのちょっとしたお悩みでも構いません。ぜひ「オンライン無料相談」よりお気軽にお問い合わせください。