4月1日(火)、令和7年度入社式を行いました。
今年は1名の新入社員を迎え、新たなスタートを切る節目の一日となりました。
はじめに、平木社長よりお祝いの言葉とともにメッセージが贈られ、その冒頭では新入社員との出会いを振り返るエピソードが紹介されました。
(平木社長メッセージ一部抜粋)
出会いは、本当に偶然でした。初めて会った際に、「外国人でも働けますか?」と尋ねられたことを覚えています。私はその時「外国人の採用実績は無いが、大切なのは人柄と、その人がいかに会社に貢献できるかどうかということなので、気にしないよ。」と答えた気がします。
実際に会社に訪ねてきてくれ、私からのJCAの今後の展望を聞き、「それは面白そうですね。」とアルバイトを申し出てくれたこと、その行動力、人としての素直さ、チャレンジする姿勢に感心した次第です。
当社の「経営計画書」には、『JCAメンバーに求めるものには、「役割」と「社会人としてのあり方」の二軸がある。』と記されており、そのうちの「社会人としてのあり方」について、次のように定義されています。
『快活さや積極性、能動性、利他の精神、感謝の気持ちを忘れず礼儀正しくあること、逃げないこと、他人のせいにして居直らないこと等、言葉にすると特別高尚なことではないが、体現できている人は少ない性質のものである。社会人として相応しい姿を目指して自分を磨き近づこうとする事に価値がある。』
「経営計画書」に記されている価値観は、実際に人と向き合う中で大切にしているものです。私たちはそうした価値観に共感し、ともにJCAを作り上げていく志を持つ人と一緒に仕事をしていきたいと考えています。
メッセージの中では、JCAが目指す姿についてもお話がありました。
(平木社長メッセージ一部抜粋)
JCAでは、経営理念の一つ目に「JCAメンバーが仕事を通じて充実し、人生を安定させ得る環境を作ります。そしてJCAメンバーとその家族の幸せを追求します。」と掲げています。幸せというものを考えたとき、私は、きれいごとを言うつもりはないため、社員はお金を稼ぐために働くのであり、会社は社員の給料を人並み以上に出す努力をしなければならないものと考えています。そのためにも会社は利益を追求する必要がありますが、お金を稼げれば「良い会社」かと言うと、そうは思いません。会社において自分のパーソナリティやスキルを活かし、お客様や同僚、社会の役に立つこと。そして、働くことの喜びを知ってこそ、人間として、幸せな人生につながるものと思います。
二つ目に、「人間力とITリテラシーによりJCAオリジナルの価値を創造し、社会に貢献します。」ということを掲げています。「人間力」とは、正直さや真摯さ、困難を突破する力、相手を尊重し想像する力といったものが挙げられます。また、「ITリテラシー」とは、プログラムを作る技術だけではありません。私たちの知識やノウハウ、アイデアそのものが価値を持つ場面が多くあります。「困ったらまずはJCAに相談してみよう」と思われるような会社を目指しています。
三つ目に、「社会の公器として、私利私欲を追求する価値観から脱し、公利公欲、利他の精神で企業活動を行い日本と地域に貢献します。」と掲げています。「自分たちが良ければいい」という狭い価値観にとらわれるのではなく、地域社会、日本を通じて、世界に良い循環をもたらすことを念頭に、企業活動を行っています。
今日から新たなスタートを切りますが、JCAが目指すものを共有し、日々、自己研鑽に励んでください。新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。
続いて、辞令交付と新入社員から入社後の目標発表がありました。
(新入社員の目標発表一部抜粋)
私は学ぶことが好きです。人生の醍醐味は学ぶことですので、日々、何かを学ぶ機会を探しながら過ごしています。
これから社会人になっていく中で、常に新しいことに挑戦し、知識を広げていきたいです。周囲の力を積極的に借りながら、一日でも早く期待される成果を出せる存在を目指していきます。
このような前向きな目標を発表してくれた新入社員にインタビューを行いました!
Q.学生時代はどのように過ごしていましたか?力を入れて取り組んでいたことはありますか?
A.日本語を学ぶため、日本の専門学校に入学しました。しかし、コロナ禍で今後の見通しが立たない状況であったため、アメリカの通信制大学に進学しました。以降は、日本語の専門学校に通いながら、アメリカの大学にも在籍し、両方を並行して学んでいました。大学ではゲーム開発を専攻し、ゲーム制作やプログラミングの技術習得に力を入れて取り組んでいました。
Q. 就職活動はどのように進めていましたか?
A.幼い頃からゲームをしていて、中でも一番好きだったのが日本のゲームでした。将来はゲーム会社で働きたいという想いがあり、日本での就職を目指していました。ゲーム会社に応募したり、会社を見たりしている中で、そろそろ就職活動を始めようとしていた時期に、偶然、平木社長と出会いました。
Q.JCAに興味を持った理由や、面白そうだと感じた点を教えてください。
A.初めて会社を訪れた際に、平木社長からJCAの事業内容や目指す方向性について話を聞きました。その中で、「福岡をもっと良い街にしていきたい」というビジョンを会社の代表の言葉で直接聞くことができ、良い会社だなと思いました。また、実際に会社のイベントに参加してJCAのメンバーと話してみると、平木社長と同じ想いを持ちながらプロ意識を持って働いていることが伝わり、面白そうだと感じました。
Q.JCAに入って良かったなと感じる点はありますか?
A. 実際の業務に関わる中で、技術スキルや知識が着実に身についており、仕事を通じて学べる環境があることです。これから始まる新入社員研修も楽しみです。
Q.もし「JCAはどんな会社?」と聞かれたら、どのように紹介しますか?
A. 働く環境が整っている会社だと紹介します。文系、理系問わず、未経験でも挑戦できる機会があり、分からないことがあれば先輩が優しく教えてくれます。
そして、毎年恒例のキックオフも開催。今年はニ年目のメンバーが中心となって企画を進めてくれ、大いに盛り上がる会となりました!
新たな仲間を迎え、共に働けることをメンバー一同とても嬉しく思っています。
当社の「経営計画書」には「JCAメンバーとしての約束」として、「後輩を育てます。」という言葉があります。
私たちは、「全員で面倒を見る」という価値観を大切にしています。新しい仲間を温かく迎え入れると同時に、先輩として後輩の成長を助け、社会で活躍していけるようしっかりとサポートしていきます。
これからの成長と活躍がとても楽しみです。一緒に頑張っていきましょう!