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RECRUIT NEWS JCA リクルートニュース

2025.06.10

客観的に見たJCAの姿――実践共有会を通じて

コラム

 先日、アクロス福岡で開催された第10回「解決市場」にて、弊社代表・平木による「理念浸透と組織文化形成に関する実践共有会」を実施しました。

 実践共有会の背景や当日の様子については、ぜひ以下の記事をご覧ください。

「なぜ、社長の考えは会社に浸透しないのか?」理念を文化に変える、組織づくりの実践事例の紹介
理念と文化の言語化に驚きと共感の声――実践共有会レポート

 今回は、参加いただいた方の感想の一部をご紹介させていただきます。私たちが日々取り組んでいることや大切にしている価値観を、客観的な視点で言葉にしていただいたように感じています。

有限会社Amajin 代表取締役 天神のばら様

私たちは、いつから会社の中で「人を育てること」が苦手になってしまったのだろうか。

「育てるのが苦手だから、役職にはなりたくない」
「マネジメントをしたくてこの会社に入ったわけじゃない」

そんな言葉を、さまざまな業界で耳にするようになった。

そんな中で、JCAさんは経営理念に「後輩を育てること」を明記している、めずらしい企業だと感じており、実は密かに“推し”の企業である。今回、その“推し企業”の社長の講演を拝聴する機会に恵まれた。うまく言語化できるかは分からないが、恐縮ながら感想を述べたい。

JCAさんには、「論理(制度)」と「感情(ウェルビーイング・心理的安全性・エンゲージメント)」の両輪を回すための、明確な経営計画書が存在している。

誰が読んでも理解できるように透明性が高く、社内でよく起こる“言葉の解釈の違い”を防ぐための「基準」も明記されている。

以前から、この一冊は本当にすごい、と感じていたが、今回あらためて「これはまさに羅針盤だ」と確信した。JCAという船を、この計画書が確実に導いているのだ。

特に印象に残ったのは、「社長の上に経営理念がある」という考え方だ。社員は常に、経営理念を基準に判断・行動する。だから、個人的な感情や判断などでのブレがほとんどないそうだ。

そのために、JCAさんでは日々の勉強会などを通じて「人間力を磨く」ことを怠らず、良いものはしっかりと言語化し、全員で共有する文化がある。弊社も勉強会に参加しても「考えの整理」や「言語化」までは行えていないことが多いため、この姿勢はぜひ自社でも取り入れたいと強く感じた。

また、グループワークを通じて継続的に学び合う仕組みがあることも素晴らしい。アウトプットを通じて、自身の深層にある欲求に気づけたり、メンバーの成長を確認できたりするのは、非常に実践的で意味のある学びだと感じた。

加えて、3日に一度の懇親会や社員旅行、短いスパンでの1on1、さらには「自席で食事をしない」というルール(意味のない孤食を避けるためと感じた)まですべてが「人間理解を深める」という、JCAさんの目指す未来像にしっかりと結びついている。

ここまで一貫して「人」に向き合い、言い切れる会社が、果たしてどれだけあるだろうか。

組織文化は木の根のようなものであり、理念は“北極星”のような存在だと私は思う。

北極星があるからこそ、私たちはどこにいても「北」が分かる。北がわかれば、迷わず進むことができ、正しい判断で航海を続けられる。

「どこへ、どうやって、誰と一緒に目指すのか?」

働くということは、本来、この問いから始まるべきなのかもしれない、と、気づかされた実践共有会でした。

最後になりましたが貴重な講演をありがとうございます。

 

株式会社MIRABLE 代表取締役 小林佳子様

創業社長の急逝に伴い、社員という立場から突如社長に就任された平木社長。その4年間のひたむきな歩みをうかがう貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。

冒頭で語られた「漆黒のブラック企業」と言われた過去、そして創業社長から後継に指名された際も、実は創業の想いや理念が明確に言語化されていなかったという率直なご発言は、とても印象的でした。飾らず真摯な姿勢に、強い親近感と共感を覚えました。

なかでも特に心に残ったのは、「論理」と「感情」の両輪という言葉です。どちらか一方だけでは人は動かず、目標も達成できない。その本質に早くから気づき、数々の仕掛けをつくり、愚直なまでに実行し続ける姿勢には、ただただ敬服するばかりです。

経営者はとかく「理念」や「戦略」に、社員は「人間関係」や「日々の業務」に意識が向きがちです。しかし、両者をつなぐ「対話の仕組み」を丁寧に育てることで、「なるほど、そうだったのか」と腑に落ちる瞬間や共感が生まれていくのだと感じました。

定性的な変化とともに、定量的な成果も着実に現れはじめていることが、その実践の確かさを何より物語っています。

また、途中で古田土会計の話題にも触れていただき、ありがとうございました。私自身も古田土満会長の経営計画書に出会い、税理士としての人生が大きく変わりました。JCAの皆様にとっても、経営計画書が人生を変える一冊になっているのだろうと、胸が熱くなりました。

理念を言語化し、全社員が同じ方向を向いて一枚岩となっているJCA様。貴社の今後ますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

九州では、「経営計画書を作りましょう」とお声かけしても、まだその重要性にピンとこない経営者が多いのが現実です。ですが、こうした実例と成果をもとにした講演が広がれば、「経営計画」が九州にも着実に根づいていく──そんな希望を強く抱いています。

 弊社代表・平木のメッセージ記事をご紹介します。JCAの考え方に触れていただける内容ですので、ぜひご覧ください!

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