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RECRUIT NEWS JCA リクルートニュース

2024.09.11

サマーキャンプ

イベント

 当社では、メンバー間の親睦を深めるために、年間を通してさまざまなイベントを開催しています。その一環として、毎年恒例のサマーキャンプを今年も実施しました。サマーキャンプは、集団生活を行う中で、JCAメンバー同士の連携と懇親を深める研修として位置づけられています。例年は7月下旬から8月にかけて行っていますが、今年は暑さを考慮して9月初めに田川郡赤村の「源じいの森」で実施しました。

 当社の経営計画書に記載されているサマーキャンプの要点を一部抜粋してご紹介します。

[集団行動、サマーキャンプの要点]
①先輩も後輩も全員一緒になって働き、一緒になって楽しむ。
②全体がやりたいことは何かを念頭に、自分の役割が何か、自分がすべきことが何かを考えて行動する。
③全体の行動予定、料理の献立は予め決まっているため、先を予測して行動する。
④先輩は、勝手が分からない後輩に対し、次に行うべきことを明確にレクチャーする。
⑤天気や周りの利用者等、不確定事項に対し、後手に回らないように考えて行動する。
⑥2泊3日と長時間共に時間を過ごすため、特定の人間とだけつるむのではなく、皆となかなか普段できないようなコミュニケーションを取ることを心掛ける。

 また、同時に関連会社であった日本ゼオライト株式会社(略称NZK)の企業理念にも掲げられた「自然との共生 」を各自が考える機会とする。

 以下にNZKの企業理念を引用する。

 私達が考えていること…
 産業革命以来、私たち人類が求めてやまない”快適さ”。いったい人は、どこまでこの快適さを求め、そのための科学技術は、どこまで発展していくのでしょうか。目を閉じて、青く美しい地球を思い浮かべてみて下さい。私たちが”快適”になればなるほど、地球は蒼く蒼くなっていくでしょうか。酸性雨、温暖化、環境ホルモン、ダイオキシン…。これらは、人間が自分たちの手で作り出したものです。そしてなにより、自分たちの手で解決しなければならないものなのです。環境汚染が、大きな問題として認識されるようになってから、人類の英知を集結して研究が進められてはいますが、より深刻になっているのが現実なのです。
 地球。それは私たちにとってかけがえのないものです。と同時に、植物、動物、魚や鳥などのすべての生物にとっても、大切なものであり、彼らは、互いに共存してきた仲間でもあります。そして今、人類が抱える深刻な環境問題の解決には、自然界の仲間のひとつでもある微生物が、欠かせない存在であるということを、私たちは知っておかなければなりません。
 21世紀。今こそ地球がひとつになって、本当の意味の”快適さ”をつくっていく時代です。私たち日本ゼオライトにできることは、大きな地球にとって小さな力かも知れませんが、人類にとって永遠のテーマである「いかに安全に自然と共存していくか」を理念とし、社会に求められる企業として発展することを目指しています。

 2023年度より、家族の参加を歓迎している。2泊3日で父親もしくは母親が家にいないことはそれなりの摩擦が生じると想像するため、文化は維持しつつ家族の理解も得られやすくすることを狙っている。また、JCAメンバーも相手の家族の顔をイメージできた方が良いし、子供たちにとっては社会の接点の一つになり、キャンプに限らず親の同僚と接することは、非常に貴重で大事な経験になると考えている。

 キャンプの準備は2か月前の7月初め頃から本格的にスタートしました。これまでは班に分かれて料理やレクリエーションを検討する形式でしたが、キャンプを主導するメンバーから、上記のキャンプの目的を踏まえ、各メンバーが何かしらの役割を持ってキャンプを進めることが発表されました。これは、今までベテランメンバーが自然に行ってきたことを、他のメンバーが実践することで、キャンプのノウハウやスキルを継承することを目的としています。

 役割分担と各役割の概要は以下です。

キャンプリーダー:キャンプを総合的に成功へ導くリーダー。
プログラムリーダー:経営計画書の「集団行動、サマーキャンプの要点」に沿うように注意・指導を行う。
当番グループ内リーダー:当番制の実働(料理や片づけ等)グループ内のリーダー。
設営リーダー:テントやタープの配置設計と設営・撤収時の指示。
料理長:料理中の指示と食材の発注数検討や管理。
美化委員長:食器洗いの指導、キャンプ中および撤収時の清掃指導。
ムードメーカー:雰囲気作り、場を盛り上げる。
ノウハウ伝道師:道具の使い方、他ノウハウを若手に伝える。
ノウハウ継承者:道具の使い方、他ノウハウをマスターし翌年は伝える側に回る。
用品管理:道具の場所を把握し、消耗品の在庫の管理、動線設計を行う。
カメラマン:撮るだけでなくカメラ指導も。広報とも連携。
広報:広報の材料収集。

 経営計画書の内容を読み、サマーキャンプの目的を理解した上で、役割ごとに活動のゴールを定め、そのゴールに向けて逆算して計画を立てました。

 ここからは2泊3日のキャンプの様子をお届けします。

<1日目>
 キャンプのスタートは、オフィスからキャンプ用品を車に積み込む作業から始まります。オフィスビルには多くの人が行き交う中、周囲に気を配りながら、メンバー同士が声を掛け合い、スムーズに行動することが求められます。無事に出発準備を終え、順調なスタートを切ることができました。

 キャンプ場に到着後、全員で協力して車から荷物を下ろし、設営作業がスタートしました。今年初めて利用した「源じいの森」キャンプ場では、事前にマップ等を参考に設営場所を計画していたものの、現地で確認する必要がある点もありました。設営リーダーが中心となり、メンバー全員が連携して作業を進めていきます。


 ノウハウ伝道師から継承者へロープの結び方を伝授する場面もありました。教わるメンバーは、習得しようと熱心に取り組んでいました。

 設営作業が一段落したところで、夕食の準備に取り掛かりました。1日目の夕食メニューはポトフ、焼き鳥、ピーマンそぼろでしたが、当日の流れで急遽BBQも追加されることに!子供たちも積極的にお手伝いをしてくれ、野菜を切ったり皮を剝いたりと大活躍でした。

 なんと、当日の盛り上がりの勢いで、社長が翌日のBBQ用のお肉をほとんど焼いてしまうという、豪快な一幕もありました。こうした出来事も含め、キャンプならではの楽しい時間を過ごすことができ、良い思い出となりました。



<2日目>
 朝食作りから1日がスタートします。食事の準備は班に分かれて当番制で行いました。

 ムードメーカー役のメンバーが子供たちのためにスタンプラリーを準備していたおかげで、子供たちも進んで毎回の食事の準備を手伝ってくれました。スタンプラリーのミッションには、料理の手伝いや元気な挨拶、大人の名前を5人覚えるなどがあり、達成するたびにシールがもらえる仕組みでした。このスタンプラリーの用紙は、当日私用で参加できなかったメンバーが制作したものです。そのクオリティはまるで販売されている商品かのようで、完成度の高さに驚かされました。

 2日目の昼食はオープンサンドでした。食事のメニューは料理担当のメンバーが考案していますが、オープンサンドは毎年恒例の定番メニューです。みんなで並んで具材をのせていき、最後にはパンから溢れ出すほどに。それを外で豪快に頬張る瞬間は、まさに格別の美味しさです。

 自由時間には、子供たちと遊んだり、談笑したり、各自が思い思いの時間を過ごしました。その中でムードメーカー役のメンバーがレクリエーションを企画し、「紙飛行機大会」と「フルーツポンチ作り」を行いました。紙飛行機大会では、チームに分かれて飛距離や的当てを競い合いましたが、大人たちの方が勝利を狙って本気で取り組んでいました。エンジニア魂に火がついた瞬間だったのでしょう。ものづくりのプロとして働くJCAのメンバーらしい姿だと感じました。

 フルーツポンチ作りでは、子供たちがスイカをくり抜いたり、白玉を作ったりと、楽しい時間を過ごしました。出来上がったフルーツポンチはとても美味しく、子供たちが何度もおかわりするほど大好評でした。

 食べ終わったスイカは、顔を彫ってライトアップしました。その完成度の高さに、「これまでで一番の出来では?」とみんなから称賛の声があがっていました。


 2日目の夕食メニューは、カレーライスとBBQ。カレーライスは前日のポトフをアレンジしたもので、野菜とお肉がしっかり煮込まれ、とても美味しく仕上がりました。冒頭で紹介した経営計画書に記載されている「自然との共生」の取り組みとして、使用した食器は全てトイレットペーパーで拭き取り、油分等による水の汚染を防いでいます。また、食器洗いには洗剤を使わず、天然鉱物ゼオライトを原料とした石鹸「Zto」を使用し、環境への負担を減らす工夫をしています。

 食後はランタンの火を消し、BBQの残り火を囲んで会話を楽しみ、メンバーもリラックスした様子でした。

<3日目>
 あっという間に過ぎた2泊3日も、気づけば最終日。朝食を終え、いよいよ撤収作業が始まります。リーダーの指示に従って最後のゴミ拾いまで徹底して行い、使用した場所を綺麗に整えキャンプ場を後にしました。

 JCAのサマーキャンプの様子をお届けしましたが、いかがでしたか?

 冒頭にも記載しましたが、サマーキャンプは、集団生活を通じてメンバー同士の連携や懇親を深める研修です。今年も、一人ひとりが目的を理解して参加し、さまざまな活動を通して多くの学びを得ることができました。日常ではなかなか触れることのない自然に触れ、環境への配慮や自然との共生について考える貴重な機会でもあります。こうした経験を通じて、組織、チームとしてさらに成長していけることを目指しています。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。
当社リクルートサイトに来ていただいた方は、はじめに以下の記事をご覧ください。
はじめに
働くことに何を求めていますか?
価値観とは